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多摩川の河口(右岸)を目指したかった(2019年12月)

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前々から多摩川の河口に行ってみたいと思ってたので行こうとしてきました。 ※タイトルからお察しいただけると思いますが、結局行けませんでした。 スタートは京急大師線の終点、小島新田駅。京急川崎から15分くらいで着きます。 駅前の陸橋で線路を越え、北に向かいます。 ここで越える線路は東海道貨物線・神奈川臨海鉄道の川崎貨物駅。貨物列車以外は基本通らない場所なので、周辺の人や鉄道マニア以外にはあまり知られていないのかもしれません。 国道409号と交差し、住宅街を抜けると多摩川に当たります。場所は河口から1.6km地点の少し上流側。 しばらく歩くと河口から1kmのキロポスト。その少し下流では橋の架設工事が行われています。これは「羽田連絡道路」の橋梁で、2020年度開通の予定だそうです。現状、一般道で多摩川を渡れるのは大師橋(河口から約2.5km)が最下流なので、開通後はかなり便利になりそうです。 この後は建設中の橋のたもとを越えて、さらに下流側へ向かうわけですが… 工事で通行止め。 実際に行った日が12月16日だったので、まさかの通行止め初日。当然これ以上川沿いを先に進むことはできませんでした。しかもこの工事は再来年の3月末までということで、これから1年以上、多摩川右岸の河口にたどり着くことはできないようです。 仕方ないので、途中で交差した国道409号に戻り、下流方面に向かってみます。 工業地帯に近いので、人はほとんど歩いていません。 ヨドバシカメラの倉庫?とANAの建物を過ぎたところにある浮島橋が現時点で河口に一番近づける場所のようです。写真の左側奥が河口の場所なのですが、こちら側からのアクセス手段はありません。 ということで、これ以上どうにもできないのでこれにて終了。 橋の反対側から夕暮れを撮って小島新田駅へと戻るのでした。

関戸橋 架け替えと保存(2019年12月)

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2019/12/12 地図を追加 多摩川に架かり、府中市と多摩市をつなぐ関戸橋(鎌倉街道)は、現在2本のうち下流側(以下「下流橋」とします)の架替え工事が行われています。 現在は上流側に仮設橋が設置され、下流橋の解体・撤去が進められています。2018年秋から工事が進められ、現在は撤去の2期目が始まった段階です。 写真のようにすでに撤去が進んでいるのですが、昭和12年完成と古くから利用されてきたこともあってか保存の声が上がり、その一部が多摩市側・府中市側それぞれの公園に保存されています。 府中市側は関戸橋から約150メートル、鎌倉街道沿いの「中河原公園」に保存されています。 保存内容は解説板と「欄干、バルコニー状橋灯置き場と橋名板2基」(解説板より引用)で、欄干は外側が見えるように配置されています。府中市側の親柱は今回の工事以前に撤去されていたようです。 続いて多摩市側。こちらは関戸橋から約300メートル離れた「ろくせぶ公園」に保存されています。 保存内容は解説板と「親柱一対(2基)とバルコニー・欄干部」(解説板より引用)で、府中市側と大差はありません。欄干の向きは内側が見えるようになっていて、府中市とは逆向きです。 個人的には、写真のような「親柱ー欄干ー親柱」の連続した配置はこのような位置関係が正しいものと誤解されかねない気もするのですが、普通の人はそこまで気にしないでしょうたぶん。 ちなみに多摩市側の保存は仮の形で、架け替え工事が終了後に移設する計画があるようです。まだまだ先のことですが、この動きにも注目です。 ※地図上に示したライン・マーカーは正確な位置を示すもの ではありません。