佐久間東幹線と町田の3つの団地(2023.7)

  送電線の佐久間東幹線を辿りつつ、町田市の境川団地、木曽住宅、山崎団地の辺りを歩いてきました。


スタートは横浜線の古淵駅。まずはここから淵野辺方面に歩きます。


駅から歩いて10分ちょっとで見たかった鉄塔の一つ、佐久間東幹線No.430です。写真右が南西、左が北東方向で、上から左に通っている線が橋本線の送電線です。この橋本線と交差するために高さを一気に稼ぐのがこの鉄塔の特徴です。


鉄塔の真下は畑なので近づくことはできませんが、高さのある鉄塔が2基並ぶ風景は近くの道路上から見ても迫力があります。



No.431



横浜線の線路を越えて、No.432。



方向をやや東寄りに向けて、No.433。



坂を下り、境川を渡って東京都に入るとすぐに境川団地があり、「鉄塔の建替工事」のお知らせが。工事はこの先の木曽住宅・山崎団地周辺で行われていて、境川団地付近は資材置き場となっているようです。




バス通り沿いに出た所で、No.434。手前の低い鉄塔は渕野辺線です。
鉄塔の四隅の脚部分がそれぞれ柵で囲われ、いわゆる「結界」に入れる鉄塔です。団地内の公園に位置していることもあり、スペースを有効活用するような意味合いもあるのかもしれません。


境川団地を抜け、坂を登った所でNo.435。小学校の一角のような所に立っています。ちょうど下校時間と被ってしまい、小学生が歩いている近くをカメラ持って徘徊していたらどう見ても不審者なので、人の切れ目を狙ってパパっと撮影。そんなことを考えていたら特徴的な下部が切れてしまいましたとさ。



木曽住宅のエリアに入って、No.436。ここから建替工事が行われているエリアです。左側の送電線の配置が違和感あるように見えるのですが、これで完成形なのでしょうか?
鉄塔建替の定点観察とかできる機会があるのならやってみたいなーと思ったり。



続いてNo.437。鉄塔本体の工事は終わっているように見えます。



No.438。建設から間もないので綺麗です。



No.439。足元周辺で重機が動くなど作業中のようでした。


No.438~439の間から南東方向を。団地と送電線を1枚に収められる良い場所がありました。

時間的にはもう少し行けるかなーと思っていたのですが、写真を見ての通り雲行きが怪しくなっていたこと、団地の中なので後日再アクセス時の起点としやすいことから、この日はここまでとすることに。山崎団地からはバスが出てるのでバスターミナルへ向かいます。



山崎団地センターで待機中のツインライナー「ま202」号車。町田駅と山崎団地の間を急行便として運行している連節バスです。ここに限らず連節バスというものに乗ったことがなかったので、普通の路線バスを何台か見送ってそれに乗車。特別乗り心地が良い悪いというものでもなく、内装がちょっと海外っぽい普通のバスといった感じでした。


今回は比較的短距離で特徴的な鉄塔、変化がありそうな鉄塔が集中しているエリアを歩いてみました。一通り見てみたかったものは見れたので一応は満足です。ただ一部の写真を撮り直したかったり、完全に工事が終わったあとの様子が気になったりするので、後々もう一回訪れることができたらいいな、と思います。(せっかくならば西東京変電所まで辿ってみたいなという思いもあったり…)

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