旧谷村線の鉄塔 その1(東京側 2023.1ほか)

2023年の1月頃、旧谷村線の廃鉄塔のうち、東京側にあるものを見に行ったときの記録です。未探索のものもありますが、とりあえず写真が撮れた分だけ載せておきます。
1年近く前のものが大半なので、思い違い等あるかもしれませんがご容赦ください。
詳細な位置については掲載しませんが、他の方が公開されている他、多数がストリートビューで確認可能です。

1.町田街道沿い(館町)

他のとは離れて2基連続して残っている場所。(隣接しているもう一基は未撮影)
近くに川や擁壁があり接近は困難です。夏は木に隠れて視認すら難しくなります。
写真左上辺り、なにか針金状(と言うには太いかも)のものが斜めに飛び出ているように見えます。

2.高尾山エリア

高尾山エリア1基目。見ての通りの山の中。これも接近は困難でしょう。


2基目。真下に大きい看板の骨組みがあり、20号線から見えます。前に通ったとき「なんか木がごちゃごちゃしてるなー」とは思ってたのですが、これも鉄塔だったとは。

3基目。上に向かって細くなる形状ではなく、横向きの部材1段分?だけ根開きの大きさが変わらない特殊な形状です。

4基目。東側からだとラブホの裏山、西側から見ると住宅裏の一段高いところ。半分隠れて見えにくいですが、特別変わった形ではないように見えます。

5基目。345号鉄塔のようで、回線番号とともに表記が残っています。周りが開けていて、東京側に残る鉄塔では一番観察しやすそうです。

(この辺りから携帯の電波が入るか怪しくなってきたと記憶しています)

6基目。345号同様に道路の近くに見えますが、川の反対側です。簡単な橋はあるものの、立入禁止となっているので鉄塔直下へのアクセスは事実上できません。
他の鉄塔で見られる中央の尖った部分がこの鉄塔には無いですが、元々無かったのか、撤去されるなどしたのかはわかりません。
奥に見えている送電線はJRの八王子大月線(八王子-上野原)です。

(道路は続いていますが、ここからは林道になっています)

7基目。道沿いなのですぐに分かります。鉄塔の内側から木が生えていたり、太めの蔦が絡んでいたりと、使われなくなってからかなりの年月が経過している様子が伺えます。一方で回線表記は健在です。

8基目。こちらも林道沿いで、上記の7基目と連続していたものと思われます。
回線表記のほか、「谷村三三七号」と鉄塔番号もはっきり残っています。いわゆる「結界」にも容易に立ち入り可能です。

9基目。林道から見えるものの、沢(といってもこの時は枯れていたはず)を挟んだ向かい側です。推奨はできませんが、枯れていれば林道から外れて沢を辿れば近づけるかも?

これより奥にもストリートビューでは鉄塔の姿が確認できたものの、この日は戻る時間も考えてここまで。奥にもまだ複数基残っていると思っていたのですが、この記事を書くにあたってSVを再確認ところ東京側はあと1基だけのようでした。行っちゃえばよかった。

ここまでに掲載した高尾山エリアの9基の位置関係は、
1基目-2基目-(間に未確認1or2基)-3基目-4基目-(間に未確認3基?)-5基目(345号)-(間に未確認5基)-6基目(339号?)-7基目(338号?)-8基目(337号)-9基目(336号?)
となっているものと思われます。(未確認のものは現存しない可能性あり)
未確認エリアの探索は道路・林道から山に入ることになるので難しそうです。現時点では検討もしていません。

旧谷村線関係ではよく知られている津久井エリアと、更に西の藤野エリアも一度訪れているので、追々公開しようと思います。

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